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絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む
= 隅田川の流れ =

《隅田川の流れ》
《翻刻》
隅田川の流れ  隅田川の流清らかにして 長堤の櫻枝を連ね 弥生の頃は花滿々と咲て空も隠るるばかりなれば 老弱爰に歩みを運び 樽を叩きて酔を尽す 実に奇絶の勝地といはんか

《現代表記》
隅田川(すみだがわ) の流れ  隅田川(すみだがわ)の流(ながれ)清(きよ)らかにして、長堤(ちょうてい)の桜(さくら)枝(えだ)を連(つら)ね、弥生(やよい)の頃(ころ)は花(はな)満々(まんまん)と咲(さい)て空(そら)も隠(かく)るるばかりなれば、老弱(ろうにゃく)爰(ここ)に歩(あゆ)みを運(はこ)び、樽(たる)を叩(たた)きて酔(えい)を尽(つく)す。実(じつ)に奇絶(きぜつ)の勝地(しょうち)といわんか。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字(かな)

Last updated : 2025/12/26