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江戸の火消ひけし・江戸のまとい

江戸の火の見櫓
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  • 江戸の火の見櫓を描いた絵図を見てみます。
    1. 鍬形蕙林「大江戸鳥瞰圖」(文政頃か)
    2. 酒井主馬屋敷 松浦内蔵允屋敷火之見櫓建地割
    3. 八代州河岸火消御役屋敷火之見櫓図
    4. 長谷川雪旦「江戸名所図会 馬喰町馬場」 天保7年〈1836〉
    5. 葛飾北斎 「富嶽三十六景 深川万年橋下」天保元-3年〈1830-32〉頃
    6. 歌川広重「東海道五十三次 日本橋 朝之景」 天保4-5年〈1833-34〉
    7. 歌川広重「絵本江戸土産 馬喰町初音馬場」 嘉永3年〈1850年〉
    8. 歌川広重「名所江戸百景 馬喰町初音の馬場」 安政4年〈1857〉
    9. 歌川国芳「東都三ッ股之図」天保2-3年〈1831-32〉頃
    10. 歌川豊国三代他「江戸の花名勝会・九番組 れ組」
    11. 喜田川守貞「守貞謾稿 江戸の火の見櫓図」
    12. 参考:「守貞謾稿 大阪の火の見櫓図」
  • 国立国会図書館蔵。東京都立図書館蔵(このページからの転用はできません)
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江戸の火の見櫓
大江戸鳥瞰圖
火見櫓が至る所に見られる。
都市としての繁栄を城東方向から見おろした図。
鍬形蕙林 (文政年間か〈1818〜1831〉)
(東京都立図書館蔵)
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絵本江戸土産 馬喰町初音の馬場
歌川広重 嘉永3年〈1850年〉
馬喰町ばくろうちょう二丁めと三丁目の間の横丁よこちょうかくごと火見ひのみあり。それにつづきて馬場ばばあり。これをは初音はつね馬場ばばという。両縁りょうへりやなぎ数株すうちゅうううる。つね馬術ばじゅつ稽古けいこをなせり。
守貞謾稿 江戸の火の見櫓図
喜田川守貞

江戸火見櫓図  大略十町に一所塁地に建て、費その隣に課す。半鐘柱外の隅に釣る。

右図のごときあり。表四面ともに左の図のごとく下見板にて包むもあり。坊間並用ゆ。武邸の火見櫓は必ずこれを包む。

右のごとき大火見櫓を作らざるの所にては、毎町の自身番小屋の屋根上に図のごとく作るもあり。

江戸の半鐘も急寛をもって遠近を分つこと、京坂に同といへども、また時に密制あり。

遠所の火事には一打して、また間ありてまた一打し、 ゆる く一つづゝこれを打つなり。すでにに大火の きざしありて火消人足ひけしにんそくの出すべきには、二打づゝこれを打ちて人夫を促すの証とす。また近火には一打づゝ極て急繁にこれを打ち、町内および隣町の火には撞木しゅもくにて打ちのる。

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Last updated : 2022/11/23