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= 新川 新堀 霊岸島 =

《新川 新堀 霊岸島》
《翻刻》
新川 新堀 霊岸島  此所は鉄炮洲の海より艀ぶねの入る小川にして 両岸の土庫軒をつらねて商賈売買輻輳の地なり 風景雅ならざれどもまた俗ならず

《現代表記》
新川しんかわ 新堀しんぼり 霊岸島れいがんじま  此所このところ鉄砲洲てっぽうずの海よりはしけぶねの小川おがわにして、両岸りょうがん土庫ぬりごめのきをつらねて商賈しょうこ売買ばいばい輻輳ふくそうの地なり。風景ふうけいならざれどもまたぞくならず。

土庫ぬりごめは、土蔵のこと。
商賈しょうこは、商売、あきない、商人、あきんど、商店などのこと。
*霊巌島は、第十編での「霊岸島 湊橋」でも描かれる。第十編「霊岸島 湊橋」   (第十編の絵は広重二代)
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字かな
*この地図の初期設定での中心点は霊岸島付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。

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Last updated : 2021/10/23