漢数字での位の名称・漢数詞

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  • 「大数」と「小数」は、日本では、江戸時代の数学者(和算家) 吉田光由よしだみつよし (慶長3年[1598年]〜寛文12年[1673年])が寛永年間(1630年頃)に著した「 塵劫記じんこうき 」に、『大かずの名の事』『小かずの名の事』などとして紹介されています。
《「大数」「小数」を紹介した「塵劫記じんこうき」》
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塵劫記 「新編塵劫記」 「新板塵劫記」
「増補新編塵劫記」
塵劫記(じんこうき)・吉田光由著 - 寛永11年(1634年)版 - 早稲田大学図書館所蔵
塵劫記(じんこうき)・吉田光由著 - 寛永11年(1634年)版 - 早稲田大学図書館所蔵
寛永11年(1634年)版
新編塵劫記(しんぺんじんこうき)・吉田光由著 - 刊行年を欠いているが、内容は寛永11年版に近いとされる - 国立国会図書館所蔵
刊行年を欠いているが、内容は寛永11年版に近いとされる
「新板塵劫記」「増補新編塵劫記」・吉田光由編 - 元禄2年(1689年)版 - 国立国会図書館所蔵
元禄2年(1689年)版
(早稲田大学図書館所蔵) (国立国会図書館所蔵)
  • このページでは、辞典などに紹介されている代表的な表記を紹介しています。
  • 大数の「無量大数」を「無量」と「大数」に分ける説、小数の「虚」「空」「清」「浄」を「虚空」「清浄」とする説などもあり、特に、位が大きくなる、もしくは小さくなるに従って諸説があるようで、文献などによっても違いがある場合があります。
  • 「無量」と「大数」については、前述の「塵劫記」では、「無量大数」を一つの位とする版、「無量」と「大数」を二つに分ける版などの違いが見られます。
 大数(1より大きくなって行く位)

位の名称

読み

値・乗数

  無量大数  むりょうたいすう   1068   1088 の説も
[大数]  [たいすう]  [ 1072 ]
[無量]  [むりょう]  [ 1068 ]
  不可思議  ふかしぎ   1064   1080 の説も
  那由他 (多)  なゆた   1060   1072 の説も
  阿僧祇 (祗)  あそうぎ   1056   1064 の説も
  恒河沙  ごうがしゃ   1052   1056 の説も
  極  ごく   1048
  載  さい   1044
  正  せい   1040
  澗 (潤)  かん   1036
  溝  こう   1032
  穣  じょう   1028
  𥝱     じょ 
 秭(し)
  1024
  垓  がい   1020
  京  けい   1016
  兆  ちょう   1012
  億  おく   108
  万 (萬)  まん   104
  千  せん   103
  百  ひゃく   102
  十  じゅう   101
  一  いち   100
 小数(1より小さくなって行く位)

位の名称

読み

値・乗数

  一  いち   100
  分  ぶ   10-1
  厘 (釐〔り〕)  りん   10-2  
  毛 (毫〔ごう〕)  もう   10-3  
  糸 (絲)  し   10-4 
  忽  こつ   10-5
  微  び   10-6  
  繊  せん   10-7  
  沙  しゃ   10-8  
  塵  じん   10-9  
  埃  あい   10-10  
  渺  びょう   10-11  
  漠  ばく   10-12
  模糊  もこ   10-13  
  逡巡  しゅんじゅん   10-14  
  須臾  しゅゆ   10-15  
  瞬息  しゅんそく   10-16
  弾指  だんし   10-17
  刹那  せつな   10-18
  六徳  りくとく・りっとく   10-19
  虚  きょ   10-20
  空  くう   10-21
[虚空]  [こくう] 
[ 10-20 ]
  清  せい   10-22
  浄  じょう   10-23
[清浄]  [しょうじょう] 
[ 10-21 ]
  阿頼耶  あらや
  10-24
[ 10-22 ]
  阿摩羅  あまら
  10-25
[ 10-23 ]
  涅槃寂靜  ねはんじゃくじょう
  10-26
[ 10-24 ]

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Last updated : 2021/05/12