【みんなの知識ちょっと便利帳】『絵本以呂波歌・教訓いろは歌』「せ」- 天明8年・1788年刊画：鈴木春信 - いろは歌

いろは歌・いろはガルタ・いろは双六『目次』

絵本以呂波歌・教訓いろは歌『目次』

『絵本以呂波歌』
『せ』

『絵本以呂波歌』（えほんいろはうた）』中巻表紙（国立国会図書館所蔵）

『絵本以呂波歌』画：鈴木春信

並列タイトル：「教訓いろは歌」

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『絵本以呂波歌（えほんいろはうた）』天明8年・1788年刊（国立国会図書館所蔵）
絵は、江戸中期の浮世絵師・鈴木春信（享保10年・1725年〜明和7年・1770年）
出版者：河内屋八兵衛[ほか1名]　出版地：大坂

＊現代仮名遣いでの読み方を付加しました。ルビも出来るだけ付けるようにしましたが、全てには付けきれていません。画像でご確認ください。

せ

詮もなき世間ばなしに情はつてせりあふ人はせうし千萬

人に負じ劣らじ勝ん勝らんとおもひ争ふは、我慢邪心にて、人のにくみを得て、災をまねくもの也。古語に勝ことを好むものは、敵多しといへり。災は来るものにあらず。まねくとしるべし。

せんもなきせけんばなしにせいはってせりあうひとはしょうしせんばん

人に負じ劣らじ勝ん勝らんとおもい争うは、我慢邪心にて、人のにくみを得て、災をまねくもの也。古語に勝ことを好むものは、敵多しといえり。災は来るものにあらず。まねくとしるべし。

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Last updated : 2022/11/23