『浮世絵・錦絵』 などを見る「目次」 

絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む
= 飛鳥山 花見 =

《飛鳥山 花見》
《翻刻》
飛鳥山 花見  この辺すべて芝生の丘にして 櫻数百株あり 毎春滿開のとき貴賎老客ここにつどひて遊観の地とす

《現代表記》
飛鳥山(あすかやま) 花見(はなみ)  この辺(へん)すべて芝生(しばふ)の丘(おか)にして、桜(さくら)数百株(すうひゃくちゅう)あり、毎春(まいしゅん)満開(まんかい)のとき貴賎老客(きせんろうきゃく)ここにつどいて遊観(ゆうかん)の地とす。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字(かな)
《飛鳥山 花見 其二》
《翻刻》
飛鳥山 花見 其二 この所 地形高くして三河嶋の耕地を見下し 冨士及び諸々の山々宛然掌中に在が如し 眺望春時のみにあらず 夏涼 秋草 冬雪のをり/\に随いてその景あり むかし 豊嶋左衛門尉飛鳥の神社を祀りしより この岳の名となれりとぞ

《現代表記》
飛鳥山(あすかやま) 花見(はなみ) 其二 この所(ところ)、地形(ちぎょう)高くして三河嶋(みかわしま)の耕地(こうち)を見下漢字(みお)ろし、冨士(ふじ)及び諸々(しょしょ)の山々(やまやま)宛然(さながら)掌中(しょうちゅう)に在(あ)るが如(ごと)し。眺望(ちょうぼう)春時(しゅんじ)のみにあらず。夏涼(かりょう)、秋草(しゅうそう)、冬雪(とうせつ)のおりおりに随(したが)いてその景(けい)あり。むかし、豊嶋左衛門尉(としまさえもんのじょう)飛鳥(あすか)の神社を祀(まつ)りしより、この岳(おか)の名となれりとぞ。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字(かな)
*この地図の初期設定での中心点は東京都北区飛鳥山公園付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。

Last updated : 2025/12/26