日本国憲法(にほんこくけんぽう) - ふりがな付き -
- 昭和21年・1946年11月3日公布 / 昭和22年・1947年5月3日施行 -


日本国 にほんこく 憲法 けんぽう
新字体/現代かなづかい/ふりがな付きです。


第だい 七しち 章しょう   財政ざいせい

第だい八はち十じゅう三さん条じょう国くにの財政ざいせいを処理しょりする権限けんげんは、国会こっかいの議決ぎけつに基もとづいて、これを行使こうししなければならない。
第だい八はち十じゅう四よん条じょうあらたに租税そぜいを課かし、又または現行げんこうの租税そぜいを変更へんこうするには、法律ほうりつ又または法律ほうりつの定さだめる条件じょうけんによることを必要ひつようとする。
第だい八はち十じゅう五ご条じょう国費こくひを支出ししゅつし、又または国くにが債務さいむを負担ふたんするには、国会こっかいの議決ぎけつに基もとづくことを必要ひつようとする。
第だい八はち十じゅう六ろく条じょう内閣ないかくは、毎まい会計かいけい年度ねんどの予算よさんを作成さくせいし、国会こっかいに提出ていしゅつして、その審議しんぎを受うけ議決ぎけつを経へなければならない。
第だい八はち十じゅう七しち条じょう予見よけんし難がたい予算よさんの不足ふそくに充あてるため、国会こっかいの議決ぎけつに基もとづいて予備よび費ひを設もうけ、内閣ないかくの責任せきにんでこれを支出ししゅつすることができる。
  すべて予備よび費ひの支出ししゅつについては、内閣ないかくは、事後じごに国会こっかいの承諾しょうだくを得えなければならない。
第だい八はち十じゅう八はち条じょうすべて皇室こうしつ財産ざいさんは、国くにに属ぞくする。すべて皇室こうしつの費用ひようは、予算よさんに計上けいじょうして国会こっかいの議決ぎけつを経へなければならない。
第だい八はち十じゅう九きゅう条じょう公金こうきんその他たの公おおやけの財産ざいさんは、宗教しゅうきょう上じょうの組織そしき若もしくは団体だんたいの使用しよう、便益べんえき若もしくは維持いじのため、又または公おおやけの支配しはいに属ぞくしない慈善じぜん、教育きょういく若もしくは博愛はくあいの事業じぎょうに対たいし、これを支出ししゅつし、又またはその利用りように供きょうしてはならない。
第だい九きゅう十じゅう条じょう国くにの収入しゅうにゅう支出ししゅつの決算けっさんは、すべて毎年まいとし会計検査院かいけいけんさいんがこれを検査けんさし、内閣ないかくは、次つぎの年度ねんどに、その検査けんさ報告ほうこくとともに、これを国会こっかいに提出ていしゅつしなければならない。
  会計検査院かいけいけんさいんの組織そしき及および権限けんげんは、法律ほうりつでこれを定さだめる。
第だい九きゅう十じゅう一いち条じょう内閣ないかくは、国会こっかい及および国民こくみんに対たいし、定期ていきに、少すくなくとも毎年まいとし一 いっ 回かい、国くにの財政ざいせい状況じょうきょうについて報告ほうこくしなければならない。


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   目次 もくじ


・読みやすくするために、書きかえている部分があります。
  1.現代かなづかいにしました。
    例:ないやうに → ないように  努めてゐる → 努めている  誓ふ → 誓う
      いづれの → いずれの  行ふ → 行う  失ふ → 失う  問はれない → 問われない
  2.「であつて」「によつて」などの促音の大書きを、「であって」「によって」と小書きにしました。
  3.漢字を書きかえました。
    試錬 → 試練  一の → 一つの
  4.すべての漢字にふりがなを付けました

Last updated : 2025/12/26