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絵本江戸土産(えほんえどみやげ)・くずし字を読む
= 浅草観世音境内年の市 =

《浅草観世音境内年の市》
《翻刻》
浅草観世音境内年の市  浅草観世音の境内にて 極月十七 十八の両日年の市とて 注連飾の類より都て春待つ料具を鬻ぐ 諸人蟻のごとく群集して是を調ふ

《現代表記》
浅草観世音(あさくさかんぜおん)境内(けいだい)年の市(としのいち)  浅草観世音(あさくさかんぜおん)の境内(けいだい)にて、極月(ごくげつ)十七、十八の両日(りょうじつ)年の市(としのいち)とて、注連飾(しめかざり)の類(たぐい)より都(すべ)て春(はる)待(ま)つ料具(りょうぐ)を鬻(ひさ)ぐ。諸人(しょにん)蟻(あり)のごとく群集(ぐんじゅ)して是(これ)を調(ととの)う。

*鬻(ひさ) ぐは、売る、商いをするなどの意。
*浅草観音堂は、第六編での「金龍山浅草寺」でも描かれる。第六編「金龍山浅草寺」   (第六編の絵は広重初代)
*広重初代は、名所江戸百景     で「浅草金竜山」を描く。
*説明は、などの意。
*万治は、1658年から1661年。
漢字(かな)
*この地図の初期設定での中心点は浅草観世音(浅草寺)付近。初期設定の左の地図は関東平野迅速測図と呼ばれる地図で、明治前期の、明治13年〈1880年〉から明治19年〈1886年〉にかけての関東平野。

Last updated : 2025/12/26