年齢の名称・別名
= 二十路、三十路、四十路、五十路、六十路、七十路、八十路、九十路 =
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  年齢の名称・異称・別名 
  三十路、四十路など 
 20歳 二十路(ふたそじ)  30歳 三十路(みそじ)  40歳 四十路(よそじ)
 50歳 五十路(いそじ)  60歳 六十路(むそじ)  70歳 七十路(ななそじ)
 80歳 八十路(やそじ)  90歳 九十路(ここのそじ)  
  • 十路そじ は、年齢を10年を単位として数える語。
  • ただし、10年間を指すのではなくその年のことで、例えば三十路は30代ではなく、30歳のこと。また、30のこと。
  • 「そ」は十を表わし、「じ」は接尾語。
年齢
別名
読み
備考
20歳
はたち
二十路 ふたそじ 二十歳。二十年。二十(にじゅう)。
30歳 三十路 みそじ 【与謝野晶子 晶子詩篇全集拾遺】
君知るや、若き男よ、
日は晴れて静かなる海のかなしさ。
あはれまた君知るや、
三十路みそぢを越えしをみなにも
涙しづかに流るゝを。

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【北原白秋 東京景物詩及其他】
あはれ、そは三十路女みそぢをんなおももちのなにとなく淋しきごとく、
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【幸田露伴 知々夫紀行】
ここの別当橋立寺とかねて聞けるはこれにやと思いつつ音ない驚かせば、三十路みそぢあまりの女の髪は銀杏返いちょうがえしというに結び、指には洋銀の戒指ゆびわして、
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【永井荷風 矢はずぐさ】
八重も女の身の既に三十路みそじを越えたり。始めのほどはリウマチスのやまいさへえて
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【田山花袋 道綱の母】
『三十路ほどの女子で、眉目の好い方でござりました……。
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【泉鏡花 雪霊記事】
三十路みそじを越えても、やつれても、今もその美しさ。
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【石川啄木 一握の砂】
時ありて
猫のまねなどして笑ふ
三十路みそぢの友のひとりみかな
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【片岡義男 七月の水玉】
「二十七歳だとおっしゃってたわね。あと三年で三十よ。三十路みそじと呼ぶのよ」
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40歳 四十路 よそじ 【大町桂月 房州紀行】
年老いたるは、その母にや。四十路ばかりなるは、その叔母にや。
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【吉川英治 私本太平記 湊川帖】
もう四十路よそじにちかいはずの准后じゅんごうではあるが、蠱惑こわくともいえるえんな美はどこにもせていなかった。
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【吉川英治 私本太平記 建武らくがき帖】
その草心尼の清楚せいそな美しさも、年とすれば、もう四十路よそじにとどいていたはずである。
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50歳 五十路 いそじ 【川上眉山 書記官】
欄干てすりにあらわれたるは五十路いそじに近き満丸顔の、打見にも元気よき老人なり。
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【長谷川時雨 大橋須磨子】
廿五年勤続の祝いも五、六年前に済んで、もうやがて五十路にも近かろう。 けれども、おしかさんもまだ水々した年増だ。
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【島崎藤村 藤村詩抄 島崎藤村自選】
こゝには五十路六十路を經つつまだ海知らぬ人々ぞ多き
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【中里介山 大菩薩峠 椰子林の巻】
この尼法師、年はもはや五十路いそじを越えているが、その容貌はつやつやしい。
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【尾崎紅葉 金色夜叉】
年は五十路いそぢばかりにてかしら霜繁しもしげく夫よりは姉なりとぞ。
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60歳 六十路 むそじ 【宮本百合子 気むずかしやの見物 ――女形――蛇つかいのお絹・小野小町――】
「やつがれは六十路を越したる爺にて候」と、平伏し逃げかけるところで、復讐さえしそこなった小町の
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【与謝野禮嚴 禮嚴法師歌集 与謝野寛編輯校訂】
老いて世にすてられんとは思ひきやあはれ六十路もたはぶれの夢
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【河上肇 閉戸閑詠】
六十路むそぢ超え声色の慾枯れたればし物のこと朝夕に
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【高山樗牛 瀧口入道】
思ひ煩らひ給ふもことわりなれども、六十路むそぢに近き此の老婆、いかで爲惡ためあしき事を申すべき、
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【海野十三 空襲葬送曲】
年の頃は 六十路むそじを二つ三つ越えたと思われる半白の口髭くちひげ頤髯あごひげ りりしい将軍が、
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【島崎藤村 藤村詩抄 島崎藤村自選】
こゝには五十路六十路を經つつまだ海知らぬ人々ぞ多き
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70歳 七十路 ななそじ 【泉鏡花 二世の契】
古びゆがんだ柱の根に、よわい七十路ななそじに余る一人のおうな糸をつて車をぶう/\、
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【与謝野禮嚴 禮嚴法師歌集 与謝野寛編輯校訂】
七十路の春こゆるまで生きたれど馴れこし世には猶飽かずけり
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【与謝野晶子 晶子詩篇全集拾遺】
当世たうせ韓蘇かんそ大史公たいしこう
奇しき力を身に兼ねて、
七十路ななそぢ経たる来し方も
千歳ちとせわざを立てましぬ。
老いざる巨人、蘇峰先生。
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【下村湖人 次郎物語 第三部】
照りかわく
ほこり
七十路ななそじ
人の影
いともちいさし
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【小金井喜美子 鴎外の思い出】
親はらからみなつぎつぎにさきだちて
    ひとりのこりぬ七十路ななそじの身の
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80歳 八十路 やそじ 【泉鏡花 神鷺之巻】
清水につくと、魑魅すだまが枝を下り、茂りの中からあらわれたように見えたが、早く尾根づたいして、八十路やそじに近い、脊の低い柔和なおばあさんが、
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【幸田露伴 連環記】
時に年八十七だったという。死に近づいた頃、弟子共に歌をよませ、自分も歌をよんだが、其歌は随分増賀上人らしい歌である。「みづはさす八十路やそじあまりのおいの浪くらげのほねにあふぞうれしき」というのであった。
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90歳 九十路 ここのそじ 【続後撰和歌集・雑下】
九十路あまり悲しき別れかなながきよはひと何たのみけん

 《その他》 百歳の読み方:ひゃくさい・ももとせ

    = 百歳に関することわざ =
      三歳の翁百歳の童子
      百歳の童七歳の翁
      十歳の翁百歳の童

【ことわざの意味】いずれも、
  歳をとっていれば賢いということではなく、若くても優れている人がいるということから、「思慮分別があるかどうかは年齢にとらわれない」という喩え。また、「人は外見では判断できないものだと」いう喩えとしても。


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